従事する業務（自動車運送業分野）

トラック運転者の業務区分については、運行業務（安全かつ確実な貨物の輸送、運行前後の車両点検、運行記録の管理等）及び荷役業務（貨物の特性に応じた積付け、荷崩れ防止のための固定措置、荷降ろし作業等）が対象となります。

タクシー運転者及びバス運転者の業務区分については、運行業務（安全かつ快適な旅客の輸送、定められた運行ルートの遵守、交通法規の順守等）及び接遇業務（乗客への適切な対応、案内業務、料金の収受等）が対象となります。

なお、業務の遂行にあたっては、道路運送法、貨物自動車運送事業法などの関係法令をはじめ、安全管理規程、業務規程、社内規定などの各種規程を遵守することが求められます。

主たる業務に付随して行う範囲内において、当該業務に従事する日本人が通常従事する関連業務に従事することは差し支えありません。ただし、これらの関連業務のみを専ら行うことは認められませんので、注意が必要です。

想定される関連業務の例として、以下が挙げられます。

• 車両の清掃
• 運行前後の準備、片付け

なお、上記はあくまで例示であり、主たる業務に密接に関連する範囲に限ります。